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No. 38 ~出張ラッシュ~|大分県中津市弁護士中山知康



出張のピーク期が過ぎました。

今年はどういったわけか、7月下旬から9月にかけて遠方への出張が続き、先日、ようやく最後の分が終わりました。

普段から、福岡市や大分市には、ほぼ毎週(特に大分は、多いときは週に何度か)出張がありますが、今年はその合間に、7月下旬に福井市、8月初旬に東京、8月下旬に長崎市、そして、先日京都市へと出張が続いておりました。しかし、この出張ラッシュもようやく一段落です。

上記のうち、福井市については前に書きましたので、今日は長崎市のことを若干お話ししようと思います。

まず、長崎市については、私は長崎駅がなぜか好きです。ターミナル(終着駅)という言葉が本当によく似合うからだと思います。もちろん日本中に、路線の起点・終点となる駅は多数ありますし、都会に行けば、私鉄の始発着駅もたくさんあります。しかし、なぜか長崎駅で電車を降りたとき、その先で線路が終わっていて、車輪止めがあり、さらにその先に改札がある光景を見ると、本当にここが終着駅なんだなと感じ、また、ここから日本全国に線路が延びているんだなとも感じるので、何となく感慨深い思いになるのです。

長崎は江戸時代には日本で唯一外国に向けて開かれた町でしたので、幕末にも多くの偉人がこの地から大阪、京都、江戸、さらに世界に向けて出発しています。私の地元である大分県中津市の偉人である福沢諭吉もその一人です。

福沢諭吉は幼少期は中津で過ごした後、19歳で蘭学の勉強のために長崎に赴き、その後、大阪の適塾に学び、以降は有名なとおり、江戸に出て、世界を巡り、数々の功績を残しています。長崎は、福沢諭吉を始め、たくさんの偉人が幕末期に訪れ、そしてここから世界に向けて出発した土地という意味でも、終着駅、そして、出発の地というイメージが似合うのではないかと思います。もちろん、幕末期には、私が見て感慨を覚えるような駅や線路の光景はありませんでしたが。

残念ながら、長崎出張は日帰りでしたので、中華街に行っておいしいものを食べることはできませんでしたが、いずれまた、時間を作ってゆっくり観光に行きたい、その時も電車で行こうと思った次第です。                          (2017.9.6)