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vol.1 性同一性障害~制服を考える|弁護士のつぶやき|大分県中津市弁護士中山知康

vol.1     性同一性障害~ 制服を考える        

先日、大分合同新聞の夕刊に、福岡市が、市内の小学校登下校時用の黄色い帽子について、今後は男女ともに統一デザインのものとすることを決定したとの記事が掲載されていました。理由は、性同一性障害の児童に対する配慮とのことでした。

実は、以前から、どうして公立学校の制服は男女で違うものが定められているのだろうと感じていました。少なくとも、女子について、どうしてスカートをはかなければならないのかと素朴な疑問を感じていたのです。

むしろ、制服を定めるなら、いくつかのパターンを指定しておいて、男女とも、パンツスタイルでもスカートでも選べるようにすればいいのではないか、そうすれば、性同一性障害の子どもだけでなく、男の子らしいとか女の子らしいという理由で服装を強要することもなくなって、抵抗を感じる子どもたちを傷つけなくて済むのではないかと思うのです。

もちろん、男子生徒がスカートをはくというのを想像すると、ちょっと違和感は感じますが、スカートをはきたいという子がいればそれはそれでいいと思いますし、性格があえば仲良くもなれると思うのです。

むしろ、世の中にはいろんな人がいるのだから、大人になって初めていろいろ知るよりも、子どものうちからいろんな人がいるということ、だけど、見た目だけではなくて、中身を知ると仲良くなれるということは知っておいてほしいと思っています。

もちろん当初は、外見によっていじめなどの標的にされる危険性もありますが、その他の個性や個人差同様、そのことによって差別やいじめをしてはいけないという教育の機会と捉えて、子どもたちに自分とは違う人を受け入れ、その人の心情や立場を思いやる力を身に着けていってもらえたらと思います。

こんなことを考えるのは、理想論にすぎないでしょうか?         (2015.2.5)